利用規約
指導要録作成支援サービス「要録AI」の利用条件を定めます。
この利用規約(以下「本規約」といいます)は、合同会社 阿尾IT事務所(以下「当社」といいます)が提供する幼稚園・認定こども園等向け指導要録作成支援サービス「要録AI」(以下「本サービス」といいます)の利用条件を定めるものです。
第1条(適用)
- 本規約は、本サービスの利用に関する当社と園および利用者との間の一切の関係に適用されます。
- 利用者情報の取扱いについては、プライバシーポリシーの定めによります。プライバシーポリシーは本規約の一部を構成します。
第2条(定義)
本規約において、次の用語はそれぞれ以下の意味で用います。
- 「園」:本サービスの利用契約を締結した幼稚園・認定こども園・保育所等の施設またはその設置者をいいます。
- 「管理者」:園において本サービスの管理権限(契約管理・アカウント管理・鍵情報の設定等)を持つ利用者をいいます。
- 「職員」:園に所属し、園の管理の下で本サービスを利用する担任等の利用者をいいます。
- 「利用者」:管理者および職員をいいます。
- 「園児情報」:園児の氏名、AIとの面談(対話)の内容、指導要録の本文その他の園児に関する情報をいいます。
- 「鍵情報」:園児情報の暗号化・復号に用いるパスフレーズおよび復旧コードをいいます。
- 「鍵素材」:鍵情報により暗号化された状態で当社のデータベースに保存される暗号鍵をいいます。鍵情報を知らない当社は、鍵素材を復号に用いることができません。
第3条(アカウントおよび鍵情報の管理)
- 園および利用者は、ログインに用いる認証情報(メールアドレス・パスワード等)を自らの責任で管理するものとします。
- 鍵情報は、園が自らの責任で厳重に管理するものとします。当社は鍵情報を預からず、知ることもできません。
- 職員の退職・異動の際の対応(アカウントの停止、利用端末の管理等)は、園の責任で行うものとします。本サービスが、退職者に対する暗号技術上の失効(過去に共有された鍵を無効化すること)を行わないことを、園はあらかじめ了承するものとします。アカウントを停止すれば、退職した職員は本サービスにログインして園児情報を閲覧できなくなります(無効化できないのは、退職前にその職員の端末等に残った鍵です)。
パスフレーズと復旧コードの両方を紛失した場合、暗号化された園児情報は当社でも復元できず、失われます。この取り戻せない性質は、「当社を含む第三者が園児情報を読めない」というゼロ知識暗号(データを開くための鍵を利用者側だけが持つ方式)の裏返しです。園は、復旧コードの保管および担当者間の引き継ぎの体制をあらかじめ整えるものとします。
第4条(禁止事項)
利用者は、本サービスの利用にあたり、次の行為をしてはなりません。
- 法令または公序良俗に違反する行為
- 当社または第三者に対する不正アクセス、本サービスの運営を妨害する行為
- 本サービスを構成するプログラムの解析・複製・改変(法令により認められる場合を除きます)
- 自らが正当な権限を持たない園児情報その他の情報を入力する行為
- アカウントまたは鍵情報を、園の職員以外の第三者に貸与・共有する行為
- 本サービスの目的(園児の指導要録等の作成支援)から逸脱した利用
- その他、当社が合理的な理由に基づき不適切と判断する行為
第5条(園児情報の取扱いと園の責務)
- 園児情報の入力・保存・利用は、園の判断と責任において行うものとします。
- 園児情報の取扱いに関する保護者その他の関係者への説明、および必要な場合の同意の取得は、園の責任で行うものとします。
- 園内における閲覧権限(役割・担当学年等)の設定・運用は、園の責任で行うものとします。職員間の閲覧範囲の制御は本サービスのアクセス制御機能によるものであり、暗号による分離ではないことを、園はあらかじめ了承するものとします(園の外に対しては暗号で守られる一方、園の中で誰がどこまで見られるかは、システム上の権限設定によって制御される、という意味です)。
- 当社は、保存された園児情報を復号できないため、その内容を確認・監視することはありません(AIとの対話・文章生成の処理中に当社サーバーを一時的に経由する情報を除きます。詳細はプライバシーポリシー第4項)。
第6条(AIにより生成される文章の性質)
- 本サービスがAIにより生成する文章は、指導要録作成のための下書きの支援を目的とするものです。
- AIの出力には、誤りや不正確な表現が含まれることがあります。
- 指導要録その他の文書としての最終的な確認・修正・確定は、園および利用者の責任で行うものとします。生成された文章を、内容の確認を経ずにそのまま確定した文書として使用しないでください。
第7条(利用料金および支払方法)
- 園は、本サービスの利用の対価として、当社が別途提示する料金表または見積書に定める利用料金を支払うものとします。
- 利用料金は、第8条に定める契約期間における本サービスの利用に対する対価であり、お申し込みいただく園児の人数分(人数枠)に応じて定めます。
- 当社は、園からの申込みを受けた後、園に対して請求書を発行します。園は、請求書に記載された支払期日までに、当社が指定する銀行口座に振り込む方法により、利用料金を支払うものとします。振込手数料は、園の負担とします。
- 当社は、お申込みの成立後すみやかに、本サービスを利用するための開通の手続(招待コードの発行等)を行い、開通の後に利用料金を請求します(園は、利用料金の入金の確認を待つことなく、本サービスを利用することができます)。公費によるお支払いの場合の支払時期は、園の会計規則等に従い、別途定めます。ただし、当社と園が別途合意した場合には、利用料金の入金を確認した後に開通の手続を行うことがあります。
- 利用料金には、契約期間中に作成できる要録の件数の上限を定めることがあります。この上限は、料金表または見積書に明示します。
- 利用料金は、契約期間内に本サービスを利用できることに対する対価です。契約期間中に利用しなかった分について、次の契約期間に繰り越すこと、他の園に譲り渡すこと、および金銭による払戻しを受けることは、いずれもできません(ただし、第8条第4項ただし書きおよび第5項に定める場合を除きます)。
- 園が支払期日を過ぎても利用料金を支払わない場合、当社は、相当の期間を定めて支払を求めたうえで、本サービスの提供を停止し、または本契約を解除することができます。
- 利用料金の表示に消費税を含むかどうかは、料金表または見積書の記載によります。
- 当社は、利用料金を変更することがあります。変更後の利用料金は、次の契約期間から適用します(契約期間の途中で値上げすることはありません)。
- 当社と園が別途書面(電子メールを含みます)により合意した場合、本条の定めにかかわらず、無償で、または個別に定める条件で本サービスを提供することがあります。この場合も、本規約のその他の定めは適用されます。当社は、あらかじめ相当の予告期間をおいて園に通知することにより、無償での提供を終了することができます。
- 本条第7項または前項により本サービスの提供を停止し、または無償での提供を終了する場合、その対象は、AIとの対話および要録の文章の生成に関する機能とします。園は、その期間中も本サービスにログインし、既に作成した要録を閲覧し、および書き出すことができます。
第8条(契約期間・更新・中途解約)
- 本サービスの契約期間は、開通の日から当該年度の末日(3月31日)までとします。ただし、当社と園が別途合意した場合は、その期間によります。
- 本契約は、契約期間の満了により終了します。更新を希望する場合は、あらためてお申し込みください。
- 園は、契約期間の途中であっても、当社所定の方法により申し出ることで、本サービスの利用を終了することができます。
- 前項により契約期間の途中で利用を終了した場合であっても、既にお支払いいただいた利用料金は返金しません。ただし、当社の責めに帰すべき事由により本サービスを相当の期間にわたり利用できなかった場合は、この限りではなく、利用できなかった期間に応じて日割りで計算した金額を返金します。
- 当社が第9条(サービスの提供・変更・中断・終了)第3項により本サービスの提供を終了する場合、当社は、終了の日以降の期間に対応する利用料金を、日割りで計算して返金します。
- 契約が終了した場合の園児情報の取扱いは、第11条(退会とデータの削除)によります。
第9条(サービスの提供・変更・中断・終了)
- 当社は、本サービスの品質向上等のため、その内容を変更することがあります。
- 次の各号のいずれかに該当する場合、当社は、事前の通知なく本サービスの全部または一部の提供を中断することがあります。
- 保守点検を行う場合
- システムの障害、通信回線の停止等が発生した場合
- AI提供元・クラウド基盤等の外部サービスに障害・停止が発生した場合
- 地震・火災・停電その他の不可抗力による場合
- その他、当社がやむを得ないと判断した場合
- 当社は、相当な予告期間をもって通知したうえで、本サービスの提供を終了することができます。
第10条(免責)
- 当社は、本サービスが利用者の特定の目的に適合すること、期待される正確性・有用性を有すること、および中断やエラーが生じないことを保証しません。
- 当社は、園児情報をブラウザ内で暗号化し、当社を含む第三者が復号できない設計(ゼロ知識暗号)を採用しています。もっとも、これはあらゆる攻撃や事故に対する絶対的な安全を保証するものではありません。サーバー・データベースが漏洩した場合でも取得され得るのが暗号文にとどまるという性質は、鍵情報が適切に管理され、利用端末・ブラウザの安全が保たれていることを前提とします。
- 鍵情報の紛失・漏洩、園内のアカウント管理や閲覧権限の設定の不備、または生成された文章の確認を怠ったことに起因する損害について、当社は責任を負いません(当社に故意または重大な過失がある場合を除きます)。
- 当社が損害賠償責任を負う場合、当社に故意または重大な過失がある場合を除き、その範囲は園に現実に生じた直接かつ通常の損害とし、その総額は直近12か月間に園が当社に支払った利用料金の総額を上限とします。
第11条(退会とデータの削除)
- 園は、管理者を通じて当社所定の手続を行うことにより、本サービスから退会することができます。
- 退会時、当社は鍵素材(第2条)をデータベースから破棄し、保存されていた園児情報を復元不能にします(クリプトシュレッディング=鍵素材を破棄することで、残った暗号文を開けなくする削除方法)。退会後にデータを復元することはできません。
- 要録データには、園が設定する保存期間(初期設定では3年)があります。保存期間を経過したデータを自動的に削除する機能は現在準備中であり、機能の提供を開始するまでの間、データの削除は利用者の操作による削除および前項の退会時の削除により行われます。なお、本サービスに保存される要録データは、指導要録の作成を支援するための下書き等の控えであり、法令に基づく指導要録そのものの保存は、園の様式に転記されたものについて園の責任で行っていただきます。
第12条(本規約の変更)
- 当社は、本規約の変更が利用者の一般の利益に適合する場合、または変更の必要性および変更後の内容の相当性がある場合には、本規約を変更できるものとします。
- 本規約を変更する場合、当社は、効力発生日を定め、変更後の内容と効力発生日を、本サービス上での表示その他の適切な方法により事前に周知します。
第13条(準拠法・合意管轄)
- 本規約は、日本法に準拠し、日本法に従って解釈されます。
- 本サービスに関して当社と園または利用者との間で紛争が生じた場合、宇都宮地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。
第14条(権利義務の譲渡の禁止)
園および利用者は、当社の書面による事前の承諾なく、本規約上の地位または本規約に基づく権利義務を、第三者に譲渡し、承継させ、または担保に供してはなりません。
第15条(分離可能性)
本規約のいずれかの条項またはその一部が無効または執行不能と判断された場合であっても、その他の部分は、引き続き効力を有します。
第16条(存続)
本契約が終了した後も、第7条(利用料金の未払いに関する部分)、第10条(免責)、第11条(退会とデータの削除)、第14条から第16条までの規定は、なお効力を有します。
附則:本規約は、2026年8月18日から実施します。
附則:2026年9月6日、第7条第4項(開通と請求の順序)および第13条第2項(合意管轄)を改めました。改定後の本規約は、2026年9月6日から実施します。
附則:2026年9月7日、第7条第10項に無償での提供の終了について定めを加え、同条第11項(提供を停止する場合の範囲)を新たに加えました。改定後の本規約は、2026年9月7日から実施します。